映画『blue』

2003年に公開された映画『blue』を、深夜から明け方にかけて観た。
画面から伝わってくる「夏と海の匂い」は、眠気と疲れのせいなのか、もうすぐ冬も近いというのに、いまは初夏の朝と錯覚させるほどだった。
 
正反対だけど、どこか似ている桐島と遠藤の二人。
友情とも愛情とも憧れとも定義できない、純粋で不安定な想いを抱き合う姿があまりに切なかった。